歴史的町並みで映画や雑誌のロケを

新年度を迎え、会社勤めは節目の25年目、勤務先から「リフレッシュ休暇」の案内が早速届きました。10年前の「リフレッシュ休暇」では、オーストリアで2週間過ごしましたが、今回も機会があれば久しぶりの海外旅行を計画してみたいと考えています。

勤務先は東京都中央区の晴海アイランド トリトンスクエアの一角にあり、本社が2001年5月に移転して来ました。昼間は2万人が働く高層のオフィスタワーと様々なお店が入るショッピングセンターからなる複合施設です。テレビドラマやファッション雑誌のロケも頻繁に行われており、もう5年ほど経ちますが、松嶋菜々子が主演したテレビドラマ「美女か野獣」は、勤務先のオフィス施設がロケ地となりました。

今日も春の日差しがのどかに降り注ぐ中、ファッション雑誌の写真ロケが行われていました。いつも撮影現場のすぐ脇を足早に通り過ぎるだけで、ゆっくりと立ち止まってファッションモデルの女性を眺める余裕がないのがなんとも心残りです。ただ、勤務先で写真ロケのシーンに出くわすと、非日常の光景のせいもあってか、ちょっと得をした気分でわくわくしています。

さて、実家のある富田林寺内町。もう15年くらい前に、地元関西のテレビ局のバラエティ番組で、江戸時代のお伊勢参りを再現する企画があり、落語家の桂小米朝が扮する旅人が、実家の玄関先を利用して設営された茶店に立ち寄り休憩するシーンがテレビで放映されました。
その後、映画やテレビ番組のロケが行われたとの話はあまり聞きません。

小説では乃南アサさんの短編小説集「行きつ戻りつ」の中で富田林寺内町が舞台として取り上げられていますが、まだ推理小説の舞台には登場していないようです。内田康彦さんの推理小説の主人公で名探偵の浅見光彦も富田林には足を運んでくれていません。つい最近、木村拓哉さんが主演して人気を博したテレビドラマ「華麗なる一族」の原作者 山崎豊子さんの小説「花紋」は、富田林寺内町のある旧家に生まれた明星派の女流歌人・石上露子をモデルとした小説と言われています。NHKの連続テレビ小説やテレビドラマで、いつかこの「花紋」が題材に取り上げられるようなら、寺内町の商家の町並みはそのままロケ地として活かせることでしょう。

もう何年間も地上波テレビで「時代劇」番組を観ることはなくなりました。勧善懲悪の時代劇は見る人にある種の安心感を与えるものですが、高度経済成長時代の遺物となってしまい、懐かしいジャンルになってしまいました。日本映画ブームに沸く昨今ですが、時代劇が復活する
日が来るなら、富田林寺内町も往時の賑わいを取り戻し、息を吹き返すかもしれません。

450年間の時の流れが止まった静寂。歴史の息吹を感じる古い町並みの保存と継承。春の陽気に誘われて、ちょっと散歩に出かけてみようか。デジタルカメラやスケッチブックを片手に、贅沢で気ままなひと時を。

「富田林寺内町の探訪」
http://www5d.biglobe.ne.jp/~heritage/



"歴史的町並みで映画や雑誌のロケを" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント